日大生産工学部建築工学科

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渡辺 康 教授

渡辺 康 教授

専門 建築設計
研究テーマ 建築環境における様々な関係と建築言語、住環境(住宅/集合住宅/街まで)における人の関係
主な担当授業科目 建築設計演習Ⅰ・Ⅱ、ベーシックデザイン2、住宅設計入門、集合住宅論
出身地 東京都武蔵野市
趣味 美術、音楽、映画鑑賞と旅行

先生への質問

現在の研究分野について教えてください。

1. 場所と場所の関係、人と人の関係に対応する建築言語。魅力ある空間の関係性や空間構成。
2. 住宅における、人、床/壁/天井の建築的言語、明暗、用途の関係。
3. その他:可動についての研究、歩く楽しみの研究、玩具、遊具の研究、など。

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卒業研究について

この研究室では、場と場、人と人などの関係に対応する建築言語を見ていきながら、住宅・集合住宅・公共施設の魅力ある空間を各自の自由な視点(問題設定)で考察して卒業研究とし、それを生かした卒業設計に望みたいと思っています。

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ゼミナールについて

A:目を養う
日本や世界の空間の構成方法などを学び議論し、身の回りの中から背後にある関係性を見いだす目を養う。そうした上で学んだものを生かすべく、積極的にコンペにも参加したい。
B:建築をより論理的に考える
より深い書籍や論文を読み建築的な関係性を学び議論し、それを表現することを考えていく。そうした上で学んだものを生かすべく、積極的にコンペにも参加したい。

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建築の道・現在の専門分野に進んだ理由を教えてください。

たまたま家に画集があった影響か、何かを紙に描くのが好きで、美術系に行こうかと高1の時に美術研究所に通いました。1年やってみて1人で孤独に作業するより世の中ともっと関わることをしたいと思うようになりました。その時たまたま美術の教科書にコルビジェのロンシャン教会の写真が載っていて大きな彫刻みたいで面白そうだと思ったのがきっかけです。でも大学生になって自分が、同級生よりも建築家のことなどまるで知らないことを知りショックだったのを憶えています。

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どんな大学生でしたか。

山登りのクラブに入り、それに夢中になっていたので、偉そうなことは言えません。でも、その時に他の学科の友達ができ、幅広い価値観があると知ったことは今でも糧になっています。クラブで部長までやり、ふと気がつくと建築を勉強していない(それなりには個々の課題は考えていたのですが)ことに気付き3年の終わりから真剣になり、大学院に行きました。そこでもアトリエに行くか、ゼネコンに就職するか悩みましたが、外国の僻地に調査に行ったり、他学科の同級生を見ていて、情熱があれば社会にも通じるのだと思うことが出来たので、アトリエ設計事務所で働くことにしました。

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現職に就かれるまでの経歴について教えてください。

小さな設計事務所(アルテック建築研究所:スタッフ2〜6人)に就職し10年勤めました。その間に結婚し子供も出来て、自宅を建てることにしました。さんざん考えて設計したものが賞をいただいたことから仕事の話があり、独立しました。その2年後に日大生産工学部の非常勤の話があり12年かかわり、今年から専任に成ることになりました。その間に、様々な先生や学生と一緒に考えることで多いに刺激を受けましたし、学生に伝えたいことも増えました。

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教育において、どんなことを重視していますか。

1. 日常の中で、魅力あるものを見つける感度を上げること、その背後にある関係に気付くこと、様々な状況の全体を把握すること(目を養う)
2. 固定観念にとらわれず一つ一つ考え直し、発想を柔軟に自由に広げることができること、空間として立体的に(3次元-4次元として)考えられること(手を練る)
そして、そうしたことを自ら考えて提案・表現することは楽しいと思う人に成って欲しい。

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ご趣味について教えてください。

好奇心が旺盛な方だと思います。人や新聞、雑誌などで“素晴らしい”と聞いたものは、1度は体験してみたい。そうする中で、半分くらいは自分も素晴らしいと思えるものがあり、そう思わないものとの対比で、自分が何者かも見えてくるように思います。そういったことから、音楽ではクラシック、jazz、民族音楽、rockまで様々に好きなものがありますし、美術、映画でも同様です。また、旅行は、自分の考えが先入観に縛られていることを気付かせてくれる素晴らしい体験です。

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建築を志望している学生や在学生へのメッセージをお願いします。

・好奇心旺盛であって欲しい:何事も、知らない新しいことも興味があればものになります。周りにアンテナを張り、敏感に感知して体験してみる。その経験が自分が何者かも、進むべき道も教えてくれると思います。
・好きこそものの上手なれ:好きなことは放っておいても伸びます。それを生かすことは、自分を生かすことでもあります。何が好きで何が得意なのか良く考えてください。
・困難なことでも慣れればできる:何事も最初難しいと感じても、何度もやっていると必ずできるようになるものです。パースを描くことや哲学書や英語の論文でも、分からないなりに何度も何冊もやっていると、ある時ふとどういうことか気付くものです。それは難解な音楽でも現代美術でも、さらには建築でも同様です。それを好奇心で乗り越えて欲しいと思います。

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