日大生産工学部建築工学科

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宮脇檀展が開催されました。

カテゴリ :
全般
更新日時 :
2018年11月19日

「松川ボックス」の中庭を原寸で再現した会場

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 2018年9月29日から10月21日まで、本学39号館1階ギャラリーにて『宮脇檀 手が考える・手で教える』展が開催されました。これは27年前に建築工学科の居住空間デザインコース創設にあたり研究所教授を務めた故宮脇檀先生のJIA全国巡回展『建築家・宮脇檀のドローイング展』と、本学制作の『教育者・宮脇檀へのオマージュ展』のジョイント開催で、一般建築関係者のみならず、本学学生、教員にとり改めて宮脇檀先生の実践された教育のリアリティと今日性、そして人間宮脇檀を知る貴重な機会となりました。

 その会場は建築家宮脇檀先生が日本建築学会賞を受賞した「松川ボックス」の中庭を原寸で再現することで、会場を2つの展示スペースに分ける構成としていました。

 その内容の『ドローイング展』は、宮脇先生の自由自在なフリーハンドのドローイングと、28才の時から実作を次々と発表し、時を経るごとに変化していく設計のあり様が身近に見ることができました。

 もう一方の『教育者・オマージュ展』では宮脇先生手作りの学生へのテキスト「塾長通信」や、理想の住まいのスケッチを学生が立体化したり、学生が調べてまとめた混構造の変遷を表した模型展示しており、また、まちづくりや住宅地の短編映画を上映しました。

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 その中で、病床にあった宮脇檀氏が、「M氏のための別荘」という1年生課題30人の案それぞれに、評や指導をユーモアを交えて丁寧に記したイエロートレペは学生への愛と夢であり、一方同時期に記された事務所所員との打合せトレーシングペーパーは、カラフルな色鉛筆の生き生きした表現の中に具体的な指示や厳しい言葉が並び、空間創造への強い意志があふれます。両者の対比は、本展覧会の見所のひとつでした。

 展覧会初日にはシンポジウムが行われ、2代目塾長の中村好文氏、建築家の阿部勤氏・藤村龍至氏、宮脇教授の指導を受けた鍋島千恵氏・西牧厚子氏(モデレーター)が、画面に映る宮脇作品のスライドなどを軸に、その建築理念や構想、教育にかける想いなどを語り合いましたた。そして建築の研究者や学生約150人がその業績を振り返りました

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 また、展示期間中にはギャラリートークとして、現在の専任である渡邉康教授と亀井靖子准教授が展示内容や見どころの解説を行ないました。

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 そして、展示最後には、コース発足当時より宮脇先生と一緒に教鞭をとられた中村好文氏・木下庸子氏・中山繁信氏・曽根陽子氏の先生方によるトークショーが行われ、語られた教育のディテールは、すべて今日我々に求められる教育の姿そのものであると再認識するものでした。このトークショーにも130人以上の人が集まり、全体の来場者は述べ819人と盛況のうちに行われました。

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