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本学学生の卒業設計の作品が、埼玉県吉川市庁舎に展示されることになりました!!

カテゴリ :
全般
更新日時 :
2017年07月22日

平成29年4月9日(日)に、埼玉県・川口総合文化センター・リリア展示ホールにて開催された『一般社団法人 埼玉建築設計監理協会主催 建築系学生奨励事業 第17回卒業設計コンクール』において、「埼玉賞」を受賞した福田奎也君(建築デザインコースを平成29年3月25日に卒業・現在大学院1年生・篠崎研究室所属)の作品『あばれ櫓』が、埼玉県吉川市庁舎に展示されることになりました。

福田君は、埼玉県吉川市で生まれ育ちました。

福田君の作品には、「400年の歴史を持つ吉川八坂祭りの継承の象徴となる建築をつくり、地元民のつながりの再生に寄与したい」という思いが込められており、このコンセプトが中原恵人 吉川市市長に高く評価されました。

『あばれ櫓』のコンセプト(平成28年度 日本大学生産工学部建築工学科 卒業設計概要集より抜粋)

埼玉の吉川に400年続く祭りがある。小さい頃から囃子の音を聞き、太鼓を叩き、山車を曳き、神輿を担いできた。祭りを継承する建築をつくりたい。かつて一基しかなかった神輿は、九つの町内がそれぞれ持ち九基に増えたため、共同体としてのまとまりは失われた。九つの町内と町全体が一つの共同体になるために長い年月をかけて吉川の未来を計画する。共同体を象徴する櫓の提案である。
 
平成29年7月7日(金)に、吉川市庁舎において本人による中原恵人市長への作品のプレゼンテーションが行われました。このプレゼンテーションには、(一社)埼玉建築設計監理協会会長の田中芳樹氏と協会員も同行されました。
 
中原恵人 吉川市市長との記念撮影(下写真)
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福田君のプレゼンテーションの様子(下写真)
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中原市長は福田君と同様、祭りの神輿の担ぎ手で、二人はとても意気投合していたそうです。
中原市長のブログにもこのプレゼンテーションの様子が掲載されました。
二人は平成29年7月15, 16日に開催される吉川八坂祭り(既に終了)での再会を約束したとのことです。

あばれ櫓

制作者 福田 奎也
指導者 篠崎 健一
制作年・課題 2016年・卒業設計
コンセプト

埼玉の吉川に四百年続く祭りがある。
神輿を担ぎ、天高く差し上げる。僕は幼い頃から、囃子の音を聞き、太鼓を叩き、山車を曳き、神輿を担いで育った。

長い年月とともに祭りは変化した。
かつて一基しかなかった神輿は九つの町内がそれぞれ持ち、九基に増えた。
それまで一基の神輿が町を巡行していたが、神輿の巡行は各町で完結するようになる。
やがて、市の観光課によって、神輿の共演が行われるようになった。
しかし、そこに共同体としてのまとまりはなかった。
町の中心に古くからある各町内は高齢化で担ぎ手が減少している。
各町内の神輿は、縮小する現代の社会においてどのようにあるべきなのだろう。

地域を一つにし、共同体を形成していた、かつての祭りの姿はどこへいったのか。

九つの町内と町全体が一つの共同体になるために長い年月をかけて吉川の未来を計画する。

共同体を象徴する櫓の構築。

コメント

平成28年度 卒業設計審査会において、得票数7位 建築工学科卒業設計賞を受賞した。
作者コメント:22年間の経験を建築を通して正面から向き合い、建築を学んだ7年間の集大成としてまとめあげた。

みかみ こうせい

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