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(一社)埼玉建築設計監理協会主催による『建築系学生奨励事業 第17回卒業設計コンクール』において、本学出身2名の卒業設計の作品が、「埼玉賞」、「日建学院賞」を受賞しました。

カテゴリ :
全般
更新日時 :
2017年04月14日

平成29年4月9日(日)に、川口リリア展示ホールで開催された『一般社団法人 埼玉建築設計監理協会主催 建築系学生奨励事業 第17回卒業設計コンクール』審査会において、福田奎也君(平成29年3月25日卒業・現在大学院1年生・篠﨑研究室所属)の卒業設計の作品『あばれ櫓』が埼玉賞を受賞、また、李アルムさん(平成29年3月25日卒業・当時渡辺研究室所属)の作品『結び』が日建学院賞を受賞しました。表彰式は審査会終了後、同会場で行われました。本当におめでとうございます。

福田奎也君の作品:埼玉賞

あばれ櫓

制作者 福田 奎也
指導者 篠崎 健一
制作年・課題 2016年・卒業設計
コンセプト

埼玉の吉川に四百年続く祭りがある。
神輿を担ぎ、天高く差し上げる。僕は幼い頃から、囃子の音を聞き、太鼓を叩き、山車を曳き、神輿を担いで育った。

長い年月とともに祭りは変化した。
かつて一基しかなかった神輿は九つの町内がそれぞれ持ち、九基に増えた。
それまで一基の神輿が町を巡行していたが、神輿の巡行は各町で完結するようになる。
やがて、市の観光課によって、神輿の共演が行われるようになった。
しかし、そこに共同体としてのまとまりはなかった。
町の中心に古くからある各町内は高齢化で担ぎ手が減少している。
各町内の神輿は、縮小する現代の社会においてどのようにあるべきなのだろう。

地域を一つにし、共同体を形成していた、かつての祭りの姿はどこへいったのか。

九つの町内と町全体が一つの共同体になるために長い年月をかけて吉川の未来を計画する。

共同体を象徴する櫓の構築。

コメント

平成28年度 卒業設計審査会において、得票数7位 建築工学科卒業設計賞を受賞した。
作者コメント:22年間の経験を建築を通して正面から向き合い、建築を学んだ7年間の集大成としてまとめあげた。

なお、審査会前日の4月8日(土)に上田清司埼玉県知事が会場を視察され、埼玉賞対象作品を出展した福田奎也君が県知事へ作品のプレゼンテーションを行いました(下写真)。

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李アルムさんの作品:日建学院賞

結び

制作者 李 アルム
指導者 渡辺 康
制作年・課題 2016年・卒業設計
コンセプト

少子高齢化や核家族、さらには地域との結びつきの低下などが要因となり、世代間交流の機会が減少しております。それによって、同一世代のみで考え方を共有し、世代間のギャップが生じています。そのため、私は保育園と学童クラブ、デイサービスセンター、を併設した「老幼複合施設」を設計する。そこに、多世代交流が活発に生まれ、様々な人間関係ができる空間を計画しました。また、街と森の自然を結んで、緑と暮らすのを目指します。高齢者は子どもたちと触れ合う機会が増えることで、気持ちに張り合いを持つことができます。子どもたちにとっても、豊富な人生経験を積んだ大人たちと接することは、人として大切なものを学ぶ良い機会になっています。また近隣にお住まいの方たちに対してもオープンな施設にしています。広い体育館と屋上菜園もあるので、高齢者や学童クラブや保育園に通う子どもたちだけでなく、その地域で生活する人たちが集える場として活用することができます。

コメント

平成28年度 卒業設計審査会において、得票数4位 建築工学科卒業設計賞を受賞した。
作者コメント:3年時から人と人の動線計画や、人が集まる空間・建築に興味が深くなりました。それで、少子高齢化に対策として計画されている日本の老幼複合施設を研修し、それを卒制まで進みました。やはり、様々な空間に人の動線を考えながら設計するのは難しかったが、ここまでできたのは、指導してくださった先生方、いつも応援してくれた同期、最後まで手伝ってくれた後輩のみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

K.Mikami

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