日大生産工学部建築工学科

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纏る壁域~ある街に寄生する広場~

制作者 中里翔太
指導者 岩田伸一郎
制作年・課題 2019年・卒業設計
コンセプト

 刑務所の壁。街に圧迫感を与えるように建つ無表情な壁は、囲いとしての役割のみを担い、その圧迫さ故に人が寄り付きにくくなっている。本計画は威圧的な壁の周りに新たな一枚の壁を設計することで、街を取り込み、刑務所との境界を曖昧にする。街・刑務所の両者に対して壁が新たな表情を持つ。街にとっては刑務所内の生活に近い機能が体験できたり、街の機能が刑務所内に入り込むことで壁の概念が変わり、刑務所にとっては外の社会が見えたり・聴こえたりすることで、戻るべき社会をより身近に感じることができる。既存の壁と新たな壁で創られた相互の影響が交わる領域を新たに「壁域」と名付け、街の図書スペースやマーケット、公園などの機能を内包する場としながら部分的には、刑務所内の施設体験ができるホテル等を計画することで、刑務所のある街だからこその賑わいをもたらす。

コメント

2019年度卒業設計審査会において、卒業設計賞と桜建賞を受賞した。