日大生産工学部建築工学科

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Urban Mountain 〜地産地消型超高層集合住宅〜

制作者 渡邊 健太郎
指導者 岩田 伸一郎
制作年・課題 2018年度・卒業設計賞(4位)
コンセプト

昔の日本の暮らしは土と共にあった。主に土壁や土間などに用いられ、自然な温熱環境を生み出していた。家の外にはすぐそばに緑があり、庭でのコミュニティや自給自足的な生活など、様々な大地の恩恵を受けていた。しかし、現在の集合住宅は高層化に伴い、大地に根付いた暮らしはできていない。また開発が進むにつれ、ヒートアイランド現象や大気汚染などの環境問題、建設発生残土問題など様々な問題を引き起こしている。

 そこで建設残土により建物を高層化する山のような高層集合住宅を提案する。巨大なボリュームの内部には雨水のろ過装置やごみ処理施設兼発電所といった人々の生活を支える機能が潜在し、浄化水や電力を各住戸に供給する。またアーチ状の住空間は土と共に積層し、地中熱を利用することで、省エネルギーで豊かな生活送ることができる。外部空間は緑地が立体的に広がり、高層階においても家庭菜園や公園に出て遊ぶことが可能である。

 都市の嫌われ者を受け入れ、長い年月をかけて立体化していくこの山は都市に新たな風景を創っていく。

コメント

卒業設計期間は苦悩の日々でした。そんな時に相談に乗ってくださった先輩方や文句も言わずに、寒い廊下で作業してくれた後輩たちに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

ただ自分の卒業設計には後悔の念しかありません。これからの建築人生、この悔しさを糧に、日々精進して参ります。