日大生産工学部建築工学科

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雨露の楼閣

制作者 小林 航也
指導者 岩田 伸一郎
制作年・課題 2015年
コンセプト

超高層の佇まいを探求する。
ル・コルビュジュエやミースによって構築された現代建築。均質な床を積層させていき、最小限の外皮で外部に対してフタをすることで、内部環境をコントロールしていく「床>外皮」の価値基準が定着した。しかしこの操作で生まれた高層建築は周囲との調和を生まず、個々の環境が「孤立」した都市が形成されている。
ドバイは近代に発展した国であり、近代建築の象徴といえる地域である。ここに建つ超高層バージュカリファの、外皮に生じる結露を集めて周辺植物に水を与えている点に着目した。このシステムを利用して「床<外皮」と価値を反転させることで、都市が抱える「孤立」した環境を脱却できるのではないか。現代建築の床本位制を解体し、外皮の価値を最大化させた超高層を提案する。水を生みだす超高層はそれそのものが環境となることで周囲と「一体」となった都市を形成していく。

コメント

取り組んだことのない規模に加えて複雑なかたちのため、なかなかうまく進まず、試行錯誤する毎日でしたがそんな中でもあきらめずに一緒に取り組んでくれた後輩たちに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。
卒業設計を通して、自分に足りないものが数多くあることを実感しました。足りないものを1つ1つ埋めていくようにこれからも建築を続けていきたいと思います。