日大生産工学部建築工学科

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H29年度 京都研修旅行について その2

カテゴリ :
行事報告
更新日時 :
2018年03月31日

京都研修旅行2日目の感想の一部をご紹介いたします。

2日目新築住宅施工現場

・監督のやりがいや大変なことを聞けてよかった。 お客さんとの要望通りじゃないことを調整していくのは大変そうだと思った。 モチベーションはやはり、お客さんの喜ぶ顔だと言っていた顔が誇らしげでかっこよかった。現場監督の仕事の理想と現実のギャップと、それを乗り越えようとする努力を垣間見ることができ、貴重な経験となりました。
周りの景観に配慮しつつ、使いやすいように建てられていて初めて京都の豪邸を見られたので良かった。
・フローリングの目地の向きや、天高の操作、建具の工夫など細かい部分の質問にも親切に対応してくれ、とても勉強になった。
・庭師と大工の関係性や、様々な設計に関する裏話を聞けてよかったです。
・施主さんの要求を100%応えるように現場監督の方々の工夫や意識を知り、今後の施工管理業務について大変勉強になった。今回は現場監督に視野を置いてツアーを組んでいただいたおかげで、かなり多くのことを知ることができました。

 

2日目東華菜館(1926 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計)

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・建物の利用の仕方によって天井高やドアノブの高さなど、細かいところに工夫があり、またオーナーの方の建物への熱意が伝わりました。建物にあれだけ多くのデザインを描いてるのに、まとめられてるのがすごいと思いました。
・修繕ということで、できるだけ昔のままの形を保って直していくというのはとても大変だと思った。建築史で習ったような西洋のバロック建築などの文化も覚えておく必要があるのだと痛感した。
・様々な宗教的要素が反映されていて大変興味深い建物であった。
・ヴォーリーズの生い立ちが強く反映された建物だなとおもいました。

・スパニッシュバロックという様式を知れたこと、和の要素を取り入れるために組物を模した物がデザインされていたこと、8角形の特徴的な模様、建具におけるモーリスの建築様式と中国の様式の違いなど、様々なことを知れとても勉強になった。 また、実際に建物に入ることで空間を体験できたことが、これからの建築人生においてなによりの糧になった。例えば、ある天高の空間に実際に入ることで、その空間でなにができるのか、落ち着くことができるのか、狭く感じないかなど身に染みてわかった。
・お施主さんと施工者、設計者の信頼関係によって、建物が維持されていることを実感しました。


 

2日目智慧夢工房二九(町屋のリノベーション事例)

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・左官の萩原さんが色むらがあると全部剥がして塗り直すと言っていてそれは大変だなと思った。コンピュータじゃなくて勘ピュータでやると言ったのは面白かった。二階の丸太をそのまま梁に使っていたのは迫力があったし、基準となる高さを炭で書くというのはなるほどと思った。
・町家改修において、利便性向上だけでなく、文化的な価値の向上を考えて復元的な改修を心がけられていることが印象的でした。
・昔の建物を残しながらも、現代の人に合わせた機能性にするといったリノベーションの面白さを知れました。
・障子の違い、部屋ごとに柄の違う障子の意味、耐震壁の挿入、虫籠窓の裏側、桔木の根元、普段は見れないようなところまで見せてもらいとてもいい経験になった。
・現代における日本家屋の維持保全の難しさを知りました。その中で、どうすれば将来に残せるのかを考えることがその仕事のやりがいに繋がると思いました。

・リノベーションに興味があったので、実例を見学できて良かった。新築の設計も楽しいと思うが、リノベーションで昔のものを今風に作り直すというのも建築士ならではの貴重な経験だと思った。