日大生産工学部建築工学科

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建物探訪『横須賀美術館』

カテゴリ :
その他
更新日時 :
2017年05月03日

GW中の5/1(月)に、「デンマーク・デザイン」を見るために横須賀美術館に行ってきました。

横須賀美術館は、日本大学出身の山本理顕氏が設計したもので、観音崎公園の森をバックに東京湾を望む形で建てられています。

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この建物は、自然光を取り込むための丸穴が天井や内壁に不規則にくり抜かれており、それらを塩害防止用のガラスで覆った二重構造となっています。

また、建物の大部分が地下に埋め込まれ、地上部の高さが抑えられていることから、周囲の森や海と調和している印象を持ちました。

丸穴から自然光が降り注ぐ内部空間は、内壁の白色と相まって、穏やかな雰囲気を醸し出していました。

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建物内部からみたエントランスの正面には、東京湾が広がっていました。

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螺旋階段を上がった2階には座席が設けられており、海を見通す休息空間として、また講演会、コンサートや映画会、イベントの観客席として利用されているそうです。

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2階に立った時の目線の高さに設置されている丸穴からも、東京湾を見ることができました。

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図書館に繋がる通路です。展示物の一つである自転車を、眼下に見下ろすことができます。

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1階から2階天井を見上げたところです。天井と壁の境目が丸みを帯びているので、エッジが消失したもやっとした不思議な見え方をしています(距離感がつかみづらい見え方をしています)。

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館内のピクトグラムは、わかりやすく、且つかわいいデザインとなっていました。

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屋上からは東京湾を一望することができます。

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正面にうっすらと見える陸地は、千葉県富津市です。

運が良ければ、横須賀港に入港するアメリカ軍の軍艦を見ることができるそうです。

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屋上から螺旋階段で2階に降りる途中で、2階の天井裏を見ることができました。天井吊り方空調機やダクト、配管などの建築設備が全て白色で塗られており、来館者の目に入ることを意識した仕上げとなっていました(建築設備を専門にする私にとって、この様な空間はたまらんです!!笑)

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●横須賀美術館
 設計:山本理顕設計工房
 施工:鹿島建設
 竣工:2007年
 構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上2階地下2階
 所在地:神奈川県横須賀市鴨居4-1

6月25日(日)まで、『デンマーク・デザイン』が開催されています。家具や照明器具などが多数展示されていますので、インテリアに興味のある学生は、是非行ってみて下さい。

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K.Mikami

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