日大生産工学部建築工学科

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H28年度 京都研修旅行について その2

カテゴリ :
行事報告
更新日時 :
2017年04月11日

2日目の体験学習についての感想を紹介いたします。

大工体験談について

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 道具ひとつひとつに意味のある役割があり、ひとつ間違えると大怪我に繋がることがよくわかりました。

槍鉋を初めて使って見たが、とても難しかった。まず統一の厚さにできず、鉋の恩恵を感じた。また、ノミを使うのも初めてで、大工が本当に技術のいる仕事で尊敬し、またプレカットは本当にすごい物なのだなと実感した。

普段ではできない鑿と鉋を使う経験ができたのと、木を効率的に削る方法を教えて頂けるなど有意義な時間でした。

ノミ、カンナ、ノコギリと多種類の道具を使わせてもらって時間は少しかかりましたが、柱と柱がはまったときの達成感が気持ちよかったです。

今回はカンナと天井のミニチュア制作をしました。

カンナは前回は、まったくできませんでしたが、今回はコツを掴んで綺麗にやることができました。大工さんの道具を自由にさわらせてもらえる機会はめったにないので、非常に楽しめました。削りかすはいい香りがした。

木に打ち付けてやる網代でも、難しく隙間が均一に出来なかった。1日目にみた網代はもっと細くみっちりして、本当に聴竹居の酒徳さんはすごい大工さんだったんだなと思った。

表具体験について

和紙はおもったより強くて引っ張っても切れなかった。おうちでやってた和紙の交換の仕方とは違ってこれが本物なんだなとおもった。

今回は普段なら聞けないことを聞けたりしていい経験になりました

午前と午後に行かせていただき、下地の和紙を四方のうちの二辺を引き裂くように切り 重なった時に少しでも段ができないようにという加工に驚きました。

最後完成した姿が見ることができ良かったです。

和紙を切るのに水を使っていて、驚いた

和紙の空気を吸い環境を整える性能や、和紙を貼る時の細かい工夫に驚くことが多かった。

和紙の奥深さを知れてよかった。

特に壁紙は全て交換と思っていたので、部分だけ修復して貼り直せることに驚き、和紙だけでこれほど違うと実感できた。

和紙をまっすぐ貼るのは、とてもとても難しかった。紙を継ぎ接ぎする際に、和紙をカッターではなく手で紙を切ることで、ふわふわ繊維のおかげで継ぎ目が分からなくなることを学んだ。ほんとにわからなかった。また、和紙をこよりにするととても頑丈になった。

洗い、塗装体験について

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洗いも塗装も普段なら聞けない様な話や、道具等々の使い方を教えてもらえました。

"洗いという技術が想像していたよりも上をいく技術で本当に驚きました。また、お客さんの要望によって洗いの度合いを変えることができるのも高い技術力だなと思いました。

洗いは説明がメインでしたが古くから、酸やアルカリを用いていたというのは驚きです きれいになりすぎてしまった場合は色を入れて行くと言うことで ペンキ等と異なり経年により味が生まれると言うことで今だけでなく今後も見据えていると感じました。

 初めて洗いという仕事を知って、ただ単に新しいものに変えるだけでなく当時のものを残し、保存することを考えさせてくれるものだった。

洗いの方に色々とお話をしていただきました。

昨今の時代なのか中々洗いという仕事が減って来ていること。

洗いは木材、石材、鉄に至るまで全てのものを新品同様もしくは、再塗装する事によって新たな色に変えるなど、大まかに言えばクリーニング屋さんと言える職業であると言われました。"

アワビの貝殻が、もろくて繊細で切るのが大変だった。不器用だとは思ってなかったのに不器用なのかと思い知らされた。センスも問われるものでした。

塗装体験はセンスを問われる作業で、なかなか思い通りにいかなかったけれど貝殻がとても綺麗でした。"

塗装はたまに店頭などできれいな貝などの飾りを見かけるが、やってみると難しいもので、全くうまくできなかった。

下書きしても、思うように切れずとても難しかった。切れないのに、ぽきぽき折れるのが難題だった。

瓦、板金について

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板金はこの中では一番難易度が高かったです

板金は見た目よりも本当に難しかったです。作業にとても時間がかかってしまうのでみんながやるには工夫が必要だと思いました。"

"板金では金属をハサミのようなもので切らせていただきました

直線のハサミを用いて今したが直線はまあまあにしても円形が全然うまくいきませんでした。"

板金では職人さんだと1,2回叩くとすっと曲がるのに、私たちだと何回も何回も叩かなくてはいけなくて、やっぱりすごいなーと思った。"

板金は住宅においてあまり目にすることはないとおもうが、ガルバリウム鋼板を実際に曲げるとなると、本当に大変だった。まっすぐ曲げるというだけで本当に難しいなと感じた。

 瓦は東京などで見るものとは違って形が複雑でした。

瓦にあんなに種類があることを初めて知った。

 釘を見せないようにする工夫など、普段見えない、見ていない場所の驚きを感じました。"

左官について

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土を乗せてる板やコテを持つ腕がかなり痛くこれをずっと続けてるのはすごいと感じました。

"聚楽と漆喰の知識に加え、その肌触りを確認できて今後の建築に活かせる様な体験ができました。

職人さんの使ってる土と自分の使ってる土が違う土なのではないかと思うほど延びがわるかった。簡単にやってるけど簡単ではない。

まず初歩の土をのせることが難しかったんですけど、手取り足取り教えてもらいながらなんとかのせて塗るところまで出来て良かったです。最後代表までさせてもらって緊張しましたが、とてもいい経験でした。

 午前はずっと左官でジュラクを塗らせてもらいました。とても貴重な土で、現在は取れる場所がほぼ無いそうです。ビルなどで地下を掘削するときにもらいにいくと言ってました。また、コテは絶妙な力加減と角度が必要でまさに職人技という感じでした。

こてに材料を乗せることに苦戦しベニヤにのせたら全然平らにならなく。表面が荒くなってしまうとか考える余地もなく武田製薬の壁がいかにすごいか今さらわかりました。

昨年もやっていて、難しかった1枚しか塗れなかったけどきれいにできてよかった。

初めて左官を体験したが、まず土がうまくこてに乗せることができず、ならしていくときも均等の厚さにも殆どできなかった。また、腕と肩がものすごく疲れるものだった。だからこそ武田薬品の研修所の壁が本当にすごい物だと実感することができた。

実際に体験してとても難しく、技術の重要性を感じた。

職人さんたちがいとも簡単にやっていて自分でも出来るかもと思っていたが、実際やってみると土をのせるだけでも難しく、職人さんの技量の一端が知れてよかった。

とても難しかった。はじめは材料を乗せることも出来なかった。だが、お姉さんが親切にわかりやすく指導してくださり、それっぽくはできる様になったと思う。難しかったが、ずっとやっていたいと思えるくらい楽しかった。

洗い出しをさせて頂きました。壁も塗らせて頂き、大変貴重な時間でした。

このような充実した実践教育にご協力いただき関係各位に感謝いたします。

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