日大生産工学部建築工学科

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H28年度 京都研修旅行について その1

カテゴリ :
行事報告
更新日時 :
2017年04月11日

3月13、14、15日の3日間にて京都国内研修旅行に行ってきました。

研修では、初日に聴竹居または銀閣時の見学を教員引率で行い、

2日目、3日目は、"個人旅行では体験できない京都"をテーマに実施しております。

2・3日目は、校友会京都支部の熊倉工務店様にご協力いただき、

2日目には現場見学、武田薬品植物園(各種左官壁ならびに明治期擬洋風建築物(移築物件))、町屋リノベーション物件の見学を行い、

3日目には体験学習を実施いたしました。

2日目、3日目の様子をアンケートの一部ともに紹介いたします。

  • 旅程 2日目
  • 施工中現場(建設途中の物件のため、写真は公開できません)
  • 武田薬品植物園(各種左官壁ならびに明治期擬洋風建築物(移築物件)
  • 町屋リノベーション物件

  • 施工中現場

通常では見れない施工途中の建物内部まで見ることができ、勉強になった。

一階部分の完成して公開された時どのような姿を成しているのか大変気になります。・完成した後に従業員がロッカー等を使用することを考えて、わざわざ下地の一部に石膏ボードと同じ厚みの板を使っているところに気遣いを感じた。

現場監督さんから疑問に思った点を聞けるというなかなか無い体験でした。

 制作途中を観れて良かったのですが、専門的な知識に欠ける部分が自分にあり建物の現状からどう発展するかわからなかったのが残念でした。

まだまだ知らないことが多すぎて、質問もあまり出来ませんでした。でも実際に現場では少しずつ進んで行くんだなと言うことが実感できました。

 商業施設の現場見学は今回が初めてで、本当に面白かった。また、混構造で細かいところまで工夫があり、お客様だけでなく従業員のための工夫などもされておりとてもすごい建物だと感じた。

 普段見ている壁や天井の内側を知ることが出来てよかった。教科書を読んで遮音材など知識として知ってはいたが、今回実際に見たことでイメージが付きより理解が深まった。

  • 武田薬品植物園(各種左官壁ならびに明治期擬洋風建築物(移築物件)

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植物園に関して

授業では習わない薬学関係の話が新鮮で、実物を目、耳、鼻で感じながら体験できてよかった。薬品を実際に見て触って食べて、どんな種類があるのか毒草も加熱すれば良薬になること建築だけでなく興味のそそる分野だった。

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 左官壁に関して

 土に混ぜるものだったり、壁を塗る工程を少し変えるだけで表情を様々に変化させることが出来るとわかった。また建物の漆喰壁は、年々変化するのが趣があると思いました。 土壁の種類での質感、色味、それを踏まえた雰囲気の違いを実際に体感できたのでよい勉強になりました。 同じ白の壁でも、1つ2つの工程の違いであんなに質感がかわるとは思わなかった。土であんなに緑色に染まることに驚いた。

 全体について

 建築ばかりでは無く、薬学的な事を学べました。人生を豊かにするには、建築意外の事を学ぶことも必要だと感じました。 今回は建築の話だけでなく、植物や、薬についての話もありよかったと感じた。また、熊倉工務店さんが請け負った建物では様々な壁の仕上げを直に触れながら、解説を聞けるのでとてもよい見学場所であると感じた。 展示室の西洋風な建物の移動工事の映像を見させていただいたが、初めて見る物でとても面白かった。 展示棟として使用されている洋館では、元々使われていた床や扉に洪水の跡があり歴史を感じた。また床板が大変美しかった。それだけに、どれ程の時間と手間がかかったか考えると、あれを床として使うのは贅沢だなと感じた。

  • 町屋リノベーション物件

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実際に設計した方からお話を伺えるのは大変貴重なことだと思った。また、配られた資料の1枚1枚にマーカーで線が引いてあったり、全てファイルに入っているなど熊倉工務店さんの心遣いがありがたかった。

 昨年、工事中の現場にお邪魔させてもらっていたため、変化のあるところや残っているところなどがあり、連続で参加する人にも価値のある見学であったと感じた。

細部の工夫やちょっとした遊びも知ることができてよかった

屋根裏が秘密基地みたいで楽しかった。倉の前の排水溝にさえ石の加工がされていて、京都の建築の気配りを見た気がした。

桔木を見れたことや、座敷から見た前栽が印象強い。この建物を立面図や重機なしで建てたことに改めて感動した。

 歴史的建造を当時のまま残すだけで無く、リノベーションによって会社の事務所として扱う。利用する人間は変わっても依り代は変えずに残していくという、歴史的建造物を残すのに最善な方法だと思いました。

リノベーションは自分の中でやってみたいと感じている分野のひとつでもあったので、どこで古き良き趣を残すかであったり古民家の知恵であったり、またその継承のための技を実際に目に焼き付けることのできるいい機会となりました。特に襖の引き手が部屋ごとに違ったのには驚きました。もっとゆっくりじっくり細部まで見学できる機会があればいいなと思います。

表屋造りとはこういう造りなのかと実際に見られてとても良かったです。一般住宅とは違い、古くからある技術が取り入れられていてとても興味深かったです。和室の襖ひとつとってもたくさんの違いがあって、質問にも丁寧に答えていただいて勉強になりました。

伝統的なこの和風建築の建物を見学して、本で読んだような玄関、居間、客間があって面白いと感じた。また、2階部分をみることは初めてで、屋根裏の横架材など、みていて面白かった。

聴竹居ではよく見えなかった羽根木構造の裏側の様子がよくわかった。

 

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